COACH（コーチ）は数あるブランド品の中では比較的安価で、それだけに肩ひじ張らず普段使いがしやすいため人気のあるブランドとなっています。

ただ、安価であるがゆえに「いざ買取」となった場合に不安があるのも事実で、「もしかしたらほとんど値段が付かないんじゃ…」という不安も付きまといます。

アウトレットでの展開も多く「コーチ＝安物ブランド」というイメージがあるのも事実。そんなコーチの買取について触れていきたいと思います。

アウトレット品が溢れるコーチだが…

皆さんアウトレットは行きますか？

最近は三井アウトレットパークや三菱地所のプレミアムアウトレットが各所に存在し、誰もが一度は行ったことがあるのではないでしょうか。

そんなアウトレットに行くと必ずといっていいほど入っているのが「コーチファクトリー」というコーチのアウトレット店で、私自身も車で2分程度の距離にアウトレットがあるのでコーチのアウトレット店には何度か中に入ったことがあります。

そんなコーチのアウトレット、驚くべきは「定価から50％OFF」がデフォルトで、店内の品すべて半額からスタートしその日によってそこからさらに20～30％OFFだったりします。

店内を覗いて定価を見てみると財布などの小物が2～5万円、バッグが5～10万円くらいに設定されており、定価から50％OFFしさらにそこから20％とか30％とか割り引かれるわけですから、相当リーズナブルな価格でブランド品が手に入ることになります。

ただコーチはアウトレット用に品質を落とした商品を大量に生産していることでも有名で、そこに表示される“定価”は「直営店で買えば」ではなく「直営店の品質で値段を付けるとすれば」というレベルのものなので参考価格にすらなりません。

アウトレットのコーチファクトリーで売られている商品は“表示してある定価の半額以下が本当の定価”であって、タグの定価や半額というのはお得感を出すための演出にすぎず、本物のコーチ品質のものが欲しければ百貨店などに入っている直営店で購入する必要があるのです。

コーチのアウトレット品の特徴

アウトレット品は直営店で売られている商品に比べ品質に劣ると前述しましたが、価格が圧倒的に安いため幅広い層に人気があり、世の中に出回っているコーチの多くはアウトレット品という現実があります。

直営店（ブティック）で売られている商品とアウトレットで売られているものの違いは素材などの品質のみならず、いくつかの異なる点があり、その代表的なものがバッグの内側に付けられている「レザープレート」。

このレザープレートは製造工場や製造年月日が記されたものなのですが、この数字の赤丸の部分の5桁の数字の前に「F」が付いている場合はアウトレット品になり、ブティック品は5桁の数字のみになります。

また、上記のような◎の刻印はアウトレット専用の商品ではなくブティック品ではあるものの、型遅れなどの訳ありでアウトレット販売されたもので、一番右のタグの●もアウトレット品である印になります。

よほどコーチに詳しい人でない限りブティック品とアウトレット品の区別は表向き分かりませんが、アウトレットで売られたものはレザープレートやタグなど内部に必ず何かしらの目印があるため見る人が見ればすぐにわかります。

品質としてはアウトレット専用品は素材や製造の時点で劣ることが多いため、レザープレートに◎がついている直営店から回ってきた本当の意味でのアウトレット品のほうが良いのは間違いありません。

コーチの買取は？

コーチはエルメスやシャネルなどのハイブランドに比べ全体的に安価で、価格帯はおおむね財布で3～4万円バッグは8万円～10万円くらいのものが多くなっています。

しかもこれは正規品（ブティック品）の値段でアウトレット品であればこれの半額以下になりますから、全体的に買取額は低くなってしまいます。

正規品のバッグで付属品などが揃っていて状態も非常に良いものであれば20,000円を超える場合もありますが、基本的には10,000円～15,000円くらいが目安で、程度によっては数千円といった感じでしょうか。

一方、元々が正規品の半額以下というアウトレット品は当然ながら買取額も低くなりますが、中古でもブランド品が欲しいという層にはB級品であるものの偽物ではないアウトレット品は高い需要があり、程度が良く人気のものでは10,000円を超える買取になる場合も。

ただ、正規品（ブティック品）・アウトレット品含めもともとの価格が安いため、使用感や型遅れ感があるものの買取額は決して高くなく、全体的な平均は2,000～5,000円くらいで見ておくべきでしょう。

ちなみに、買取に出されるコーチの大半はアウトレット品であるため「アウトレットで買ったものだから…」と気後れする必要はありません。

安く買える手軽なブランド品であるコーチ。

当然買取額も高いものにはなりませんが、元の価格を考えれば十分納得のいく額と言えるのではないでしょうか。

ブランド品を少しでも高く簡単に売るために

ブランド品は昔ながらの質屋のほか現在は様々なリサイクルショップにて買取を行っています。しかし非常に多くの中古品を扱うリサイクルショップの買取額は決して満足できるものではありません。

また実際に店舗に持っていかなければならない点もマイナス。少しでも高く、かつ手軽にブランド品を売りたと考えているのであれば「バイセル」を検討してみてください。

出張査定はもちろん宅配での買取も行っており、わざわざ店舗に出向く必要がないのは嬉しいところ。万が一査定額に満足できない場合のキャンセルはもちろん無料です。

箱がない、使用感がある、色あせている、傷がついている等のブランド品でも十分な買取額が提示される場合も。もう使用しないブランド品があるなら一度バイセルに査定をお願いしてみてはいかがでしょうか。

ブランド品買取バイセルの詳細